課題・ご要望
●老朽化
ナースコール設備が老朽化し、修理サポート対象外に。
●PHS未導入
施設内連絡や、ナースコールへの対応が大きな負担に。
●導入資金
まとまった資金が必要なため、慎重な検討が必要。
ご提案内容/導入したシステム
さまざまな業務に手元のスマホで対応できる環境を構築。
業務全体の負担軽減のために、スマホと連動できる ICT対応の最新ナースコール、そして見守りシステム(カメラ、センサー)をご提案。以下の業務をすべてスマホで行えるようになりました。
●施設内連絡 ●電話応答 ●ナースコール受付
●見守りシステム(カメラ、センサー)の状態確認
●施設出入口の自動ドアの開閉操作およびカメラ映像確認
見守りカメラはナースコールと連動。呼び出しの際はナースコール親機とスマホの両方に映像が表示されます。
また、自治体の補助金制度をご紹介することで資金面でも貢献することができました。
導入機器
●ナースコールシステム:アイホン「Vi-nurse」
●見守りカメラ:アイホン「見守りカメラ」
●見守りセンサー:パラマウントベッド「眠りスキャン」
●ビジネスフォン:日立「MX-01」
構築したシステム図
導入後の効果
負担軽減、対応の迅速
ナースコール時にステーションへの移動が不要になりました。外線電話への対応も手元のスマホでの応答や転送が可能に。見守りカメラ&センサーで、看取り確認の安心感と効率性を両立。
スタッフの安心感アップ
見守りシステムが、人数が少なくなる夜間におけるスタッフの安心感につながっています。特に看取りの際の精神的な支えになりました。
今後の目標
サービス向上と人材獲得につなげたい!
当グループの別の事業所では、介護記録ソフト「ケアカルテ」を導入して残業がなくなりました。当施設でも導入し、さらなる負担軽減を目指したいですね。最近の介護記録ソフトは音声入力の精度がかなり向上しているようなので、今後の動向に注目しています。見守りカメラや眠りスキャンの台数も徐々に増やし、スタッフの働きやすさのさらなる向上と、入所者サービスの向上に努めていきたいと思います。また、これらの取り組みを人材獲得にもつなげたいです。
愛善苑 施設長 加藤 利明 様